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あなたが教えてくれたこと
第5章 5
「私のことなんて、何も知らないくせにっ!」

いけないと思いつつ感情的になってしまった。

「だからもっと知りたいんです。あなたのことを」
「迷惑です。もうこれ以上私の心を掻き乱さないでっ!」

興奮したら涙が流れた。構って欲しいから怒ってみせる子供みたいに、感情を昂ぶらせてぶつけてしまう。

その瞬間に彼に抱き締められ、キスをされた。今度は肌と肌の触れ合いみたいな軽いものじゃない。
唇を吸われ、舌で舐められた。荒々しい感情を表したような、激しいキスだった。

『私だって、あなたが好きなのにっ!』

そう言えない代わりに舌を伸ばして絡め合った。
夫以外とする、はじめての大人のキスだった。
憎らしくて、愛しくて、虜にしてやりたくて、はしたないほど遼平の舌を舐める。
何もかも忘れて、恋のときめきに溺れてしまいたかった。
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