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ちょいS部長の羞恥レッスン
第11章 友則
それからずっと、テレビを見ながらも、璃子は「心ここにあらず」の状態だった。
そのうち、気を紛らわそうと、お風呂に入ったり寝る支度をしたりはしたが、結局何をしていても、友則のことが頭に浮かんでくる。
いつもどおり、藤崎より先にベッドに入ってからも、それは同じだった。
璃子としては、「藤崎との関係がなければ、今すぐにでも友則とやり直したい」という気持ちが心の大部分を占めてはいたが、彩乃のおしゃべりの話題で出たように「ヨリを戻しても、同じようにダメになる可能性が高い」ということももちろん理解していて、どっちつかずの気持ちだ。
それに何より、「藤崎との関係がなければ」という前提条件があり、今すぐに友則とやり直すことが璃子にとって不可能なのは間違いない。
そのうち、気を紛らわそうと、お風呂に入ったり寝る支度をしたりはしたが、結局何をしていても、友則のことが頭に浮かんでくる。
いつもどおり、藤崎より先にベッドに入ってからも、それは同じだった。
璃子としては、「藤崎との関係がなければ、今すぐにでも友則とやり直したい」という気持ちが心の大部分を占めてはいたが、彩乃のおしゃべりの話題で出たように「ヨリを戻しても、同じようにダメになる可能性が高い」ということももちろん理解していて、どっちつかずの気持ちだ。
それに何より、「藤崎との関係がなければ」という前提条件があり、今すぐに友則とやり直すことが璃子にとって不可能なのは間違いない。