この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ちょいS部長の羞恥レッスン
第11章 友則
やがて藤崎が寝室に入ってきたので、長い思索をいったんストップする璃子。
疲れきった様子の藤崎は、これまでと変わらず無言でベッドに入ってきたが、ふと璃子を見つめながら言った。
「どうした?」
「え? 何でしょう?」
「どことなく、様子がおかしいからな」
この指摘に、「表情に出ないように気をつけていたのに、部長は鋭いんだなぁ」と心の中で思う璃子。
そして同時に、「こんな些細な変化でも気づくほどに、部長は自分の事を見てくれているんだな」という気もしてきて、璃子はほんの少しだけ温かい気持ちになった。
普段の藤崎には、冷淡で素っ気ない態度ばかり目立つだけに、なおさら。
疲れきった様子の藤崎は、これまでと変わらず無言でベッドに入ってきたが、ふと璃子を見つめながら言った。
「どうした?」
「え? 何でしょう?」
「どことなく、様子がおかしいからな」
この指摘に、「表情に出ないように気をつけていたのに、部長は鋭いんだなぁ」と心の中で思う璃子。
そして同時に、「こんな些細な変化でも気づくほどに、部長は自分の事を見てくれているんだな」という気もしてきて、璃子はほんの少しだけ温かい気持ちになった。
普段の藤崎には、冷淡で素っ気ない態度ばかり目立つだけに、なおさら。