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ちょいS部長の羞恥レッスン
第12章 再び週末
内心「明日いきなりデート?! プールへ連れていってくれるのは、確か来週って言っていたはずなのに」と少し喜びかけた璃子だったが、すぐにその喜びはしぼんでしまった。
水着購入の際に藤崎の口から出ていた「何かのプレイをする」という意味の言葉を思い出したのだ。
いまだに室内で二人っきりの状況下における羞恥プレイにすら慣れていない璃子にとって、「室内ではなく屋外で」というシチュエーションでのプレイにはなおのこと気が進まない。
幾らデート経験も浅いとはいえ、「デートしてもらえる」というだけで浮かれ気分になりつつあった自分のことが無性に恥ずかしく思えてきた。
黙っている璃子に対し、念を押すかのように藤崎が言う。
「そのために水着も買ってやっただろ。それに幾度となく言っているように、元々璃子に拒否権はないからな。明日の予定は決定事項だ、いいな?」
水着購入の際に藤崎の口から出ていた「何かのプレイをする」という意味の言葉を思い出したのだ。
いまだに室内で二人っきりの状況下における羞恥プレイにすら慣れていない璃子にとって、「室内ではなく屋外で」というシチュエーションでのプレイにはなおのこと気が進まない。
幾らデート経験も浅いとはいえ、「デートしてもらえる」というだけで浮かれ気分になりつつあった自分のことが無性に恥ずかしく思えてきた。
黙っている璃子に対し、念を押すかのように藤崎が言う。
「そのために水着も買ってやっただろ。それに幾度となく言っているように、元々璃子に拒否権はないからな。明日の予定は決定事項だ、いいな?」