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ちょいS部長の羞恥レッスン
第4章 関係の開始
心の中で「そういう問題ではないです、部長! 後ろめたくはないですが、こういう関係はどうかと思います! 恋人関係ならまだしも!」と言いたい気持ちが湧いた璃子だったが、もちろん言えるはずがない。
ただ、藤崎の言うことは至極もっともだと璃子も理解していた。
社長自身、女子社員―――つまり自らの部下にあたる女性―――と数年前に結婚したことを、社内の誰もが知っている。
そういうこともあってか、会社では「社内恋愛禁止」などという風潮は一切なく、かつての璃子と友則のように堂々と社員同士で交際するカップルも決して少なくはなかった。
色々なことを思いながらも、璃子は「はい」とだけ答える。
藤崎が言った。
「それと、これから1ヶ月の間は、たびたび私の家に泊まってもらうこととなる。早速明晩そうなると思われるから、その準備を怠らないようにな」
ただ、藤崎の言うことは至極もっともだと璃子も理解していた。
社長自身、女子社員―――つまり自らの部下にあたる女性―――と数年前に結婚したことを、社内の誰もが知っている。
そういうこともあってか、会社では「社内恋愛禁止」などという風潮は一切なく、かつての璃子と友則のように堂々と社員同士で交際するカップルも決して少なくはなかった。
色々なことを思いながらも、璃子は「はい」とだけ答える。
藤崎が言った。
「それと、これから1ヶ月の間は、たびたび私の家に泊まってもらうこととなる。早速明晩そうなると思われるから、その準備を怠らないようにな」