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ちょいS部長の羞恥レッスン
第18章 彩乃とお出かけ、そして目撃
一人立ち尽くしていた璃子は、再びハッと我に返る。
そして気づいたことは、自分がショックを受けていることだった。
でもそこで璃子は、「どうして私がショックを受けなくちゃいけないんだろうか」と、ふと不思議に思う。
よくよく考えてみると、藤崎にもし恋人が出来たとしても、セフレに過ぎない存在の璃子に報告する義務など一切ないのだ。
なので、「藤崎が自分を裏切った」などという気は一切しない璃子。
人通りが絶えない歩道に、一人ポツンと立ち続けながら、璃子は心の中で「それなのに……この切なさは何なの? どうして私は泣きそうになってるんだろう」と自問自答していた。
二人の後を追う理由もなく、そんな勇気も持たない璃子は、とぼとぼと藤崎宅を目指して歩き出す。
先ほど見た綺麗な女性のことが、璃子の脳裏にこびりついて離れなかった。
そして気づいたことは、自分がショックを受けていることだった。
でもそこで璃子は、「どうして私がショックを受けなくちゃいけないんだろうか」と、ふと不思議に思う。
よくよく考えてみると、藤崎にもし恋人が出来たとしても、セフレに過ぎない存在の璃子に報告する義務など一切ないのだ。
なので、「藤崎が自分を裏切った」などという気は一切しない璃子。
人通りが絶えない歩道に、一人ポツンと立ち続けながら、璃子は心の中で「それなのに……この切なさは何なの? どうして私は泣きそうになってるんだろう」と自問自答していた。
二人の後を追う理由もなく、そんな勇気も持たない璃子は、とぼとぼと藤崎宅を目指して歩き出す。
先ほど見た綺麗な女性のことが、璃子の脳裏にこびりついて離れなかった。