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第8章 全裸の天使

　その日の理恵の服装は、臍出しのタンクトップと、前回より

もはるかに過激な、マイクロスーパーパンツを着用していた。

　この後、二人は嬉しそうに初めて腕組みをして、前週に使用

した［事務室］に入った、途端に勇次が口を開いた、

「どうも、院長先生大変お待たせいたしました」

「もう、太田さん、その院長先生とか、先生と云う呼び方を今
後止めていただけないかしら」

「では、何と呼ばせてもらえば良いの？」

「名前ではどうかしら？」

「では、［木下さん］、いや、［理恵さん］の方が良いかな？」

「そうね、こんな間柄になったことだし、［理恵］が良いわ」

「では今後、理恵、と呼び捨てで良いの？」

「その方が近親感があって良いわ、それともう一つ、太田さん
は、タメ口で話してくれて良いのよ」