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女医の診察日誌
第9章 人目を避けて
 それまでお互いの下腹部が繋がったままでいたのを外して

彼女を促して、浴室へと向かった。

 勇次が広い湯船に、湯を張るためにと蛇口を捻ってから、シ

ャワーに手を掛け、手招きで彼女を近くに寄せ、その全身にお

湯を浴びせて、ハンガーに戻した。その後、両手にたっぷりと

ボディソープを載せ、それを丁寧にソフトに、マッサージをす

るように彼女の体の隅々にまで塗りつけていた。特に下腹部の

時には、両足を広げるように誘導して、先程の精液が出やすい

ようにと、二本の指を挿入し中を広げるような動きをしていた。

また、入り口の両側にある、ヒレとも呼ばれている大陰舌には

特に柔らかく触れて、洗うというより、愛撫の言葉が合う程で

あった。
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