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女医の診察日誌
第10章 看護師長の涙
「有難う、気を使ってくれたんだね、嬉しいよ」

「お風呂も湯が張れているので、好きな時に入って良いのよ」

「至れり尽くせりだな、おゃおゃ、ベッドが見えてるけど、
シングルじゃないようだね?」

「セミダブルなの、狭いけど我慢してね?」

「良いよ、狭いほど君の素肌にくっついて、好きな所を
触って居られるので」

「勇次さん、今日も全部脱ぐの?」

「あたりまえだよ、今から、僕がこの部屋を出るまでは、
素っ裸で過ごそうよ、お昼の準備の時は、焼けどしては
いけないので、エプロンは着けていいからね」

 この後、示し合わせたように、全ての着衣を取り、素っ裸と

なって、どちらからともなく抱き合い、静かに唇を合わせるの

ではなく、食らいつくような激しさで、相手の舌をしゃぶり合

っていた。
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