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キスの後で…
第4章 あ
斎藤先輩のアパートに行くと
ろうそくの時のように、押入れの中をガサゴソと探しだした。
「仏壇用のろうそくですか?」
「違う」
もう私もこの部屋に慣れたもんで「おじゃまします」と勝手に入る。
「あった」
凄く楽しそうな斎藤先輩は紙袋を私に差し出す。
それはろうそくの大きさじゃなくて
「なんですか?」
怪訝な声で聞けば
「開けてみろよ」
また嬉しそうに笑う。
ロクなもんじゃないだろうと袋を開けたらやっぱりロクなもんじゃなかった。
「なんですか?これ・・・」
「見て分かんない?メイドコスだよ」
分かりますよ。もちろん。
そこには、封を開けていないメイドさん風のコスプレ衣装が入っていて
「今年の誕生日に皆にもらったんだ」
「へ~・・・」
こんなもん、プレゼントに選ぶのって誰?
白木先輩だな・・・
「捨てるのもなんだと思ってしまっておいてよかったよ」
「・・・・」
「サイズは合うか分からないけどな」
「で?これをどうしろと?」
一応聞いてみる。
「桃花が着て、俺にご奉仕する」
ご奉仕・・・
ご奉仕・・・ですか?
「なんで私がこんなもん着なきゃいけないんですか?」
ろうそくの時のように、押入れの中をガサゴソと探しだした。
「仏壇用のろうそくですか?」
「違う」
もう私もこの部屋に慣れたもんで「おじゃまします」と勝手に入る。
「あった」
凄く楽しそうな斎藤先輩は紙袋を私に差し出す。
それはろうそくの大きさじゃなくて
「なんですか?」
怪訝な声で聞けば
「開けてみろよ」
また嬉しそうに笑う。
ロクなもんじゃないだろうと袋を開けたらやっぱりロクなもんじゃなかった。
「なんですか?これ・・・」
「見て分かんない?メイドコスだよ」
分かりますよ。もちろん。
そこには、封を開けていないメイドさん風のコスプレ衣装が入っていて
「今年の誕生日に皆にもらったんだ」
「へ~・・・」
こんなもん、プレゼントに選ぶのって誰?
白木先輩だな・・・
「捨てるのもなんだと思ってしまっておいてよかったよ」
「・・・・」
「サイズは合うか分からないけどな」
「で?これをどうしろと?」
一応聞いてみる。
「桃花が着て、俺にご奉仕する」
ご奉仕・・・
ご奉仕・・・ですか?
「なんで私がこんなもん着なきゃいけないんですか?」