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同級生
第6章 夢で見た夜

翌日、私が起きた時には玄くんはすでに起きてて隣には居なかった。ぼんやりしてるうちに髪を拭きながら出てきて、あ、シャワー浴びてたのか、と分かった。
私がシャワーを浴びてる間に玄くんが簡単な朝ごはんを作ってくれて。
カウンターテーブルで2人で朝食。
私を送り届けたらそのまま仕事に向かうから、と玄くんは廊下に出て行った。
廊下にある扉の中に、ウォークインクローゼットがあって。そこで着替えも済ますらしい。
出てきた玄くんは、僧衣を着ていて。
「⁉︎」
目を見開いた私に玄くんが苦笑する。
「今日は法事2件と葬式が重なってね。兄貴と親父だけじゃ手が足りないから昨日の朝急に駆り出された。親父が昨日今日で通夜と葬儀に入ることになったからね。それがなきゃ休みだったんだけど。」
黒い僧衣に、焦茶色の袈裟、白足袋に白いぞうり、という出で立ちで、黒いポルシェに乗り込む玄くん。ハンドルを握る手、着物から覗いた手首にはブレスレットのように数珠が掛かっている…と、助手席に昨日と同じ格好の私…
なんてシュールな絵面だろうか…
家まで送り届けてもらう間、言葉数が少なくなったのは言うまでもない…
私がシャワーを浴びてる間に玄くんが簡単な朝ごはんを作ってくれて。
カウンターテーブルで2人で朝食。
私を送り届けたらそのまま仕事に向かうから、と玄くんは廊下に出て行った。
廊下にある扉の中に、ウォークインクローゼットがあって。そこで着替えも済ますらしい。
出てきた玄くんは、僧衣を着ていて。
「⁉︎」
目を見開いた私に玄くんが苦笑する。
「今日は法事2件と葬式が重なってね。兄貴と親父だけじゃ手が足りないから昨日の朝急に駆り出された。親父が昨日今日で通夜と葬儀に入ることになったからね。それがなきゃ休みだったんだけど。」
黒い僧衣に、焦茶色の袈裟、白足袋に白いぞうり、という出で立ちで、黒いポルシェに乗り込む玄くん。ハンドルを握る手、着物から覗いた手首にはブレスレットのように数珠が掛かっている…と、助手席に昨日と同じ格好の私…
なんてシュールな絵面だろうか…
家まで送り届けてもらう間、言葉数が少なくなったのは言うまでもない…

