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禁断背徳の鎖・絡み交錯する運命の赤糸
第16章 平穏と秘密

それだけ、この離れてた期間が、目まぐるしく内容の濃い時間だった‥色んな意味で……
あの頃と変わらず服を脱いだ後に、引き出しから避妊具を取り出し…
「紀永‥ゴムいらない…
ぁたし‥ピル飲んでる」
「でもね、もしもがあったら困るから、やっぱり必要だよ」
あれから先生に、ちゃんとした薬剤用のピルを貰ってる…
裏で手に入れるピルより副作用が少ないケド、効果は同じ物らしい。
ぁたしはピルをまだ離す事が出来ない、妊娠の可能性なんてイヤだ。
先生もなにも言わず、ピルを処方してくれた…
それはありがたいと思ってる。
ゆっくりとベッドが沈み、裸の紀永がぁたしを見詰めている。
「・・止まれないよ‥良いね?」
「うん‥止まらないで……」
キスしあい身体を絡ませてあって、紀永のが少しずつぁたしの胎内に入って来た・・
「あっ・・」
「相変わらず美紀の胎内は狭い」
違う、そうじゃない……
あの頃は紀永しか知らなかったから、全く気付かなかったケド・・
紀永のが大き過ぎるんだ、ぁたしだって初めて気付いた。
「ん・・ふぅ・・」
ゆっくりと時間を掛けて、紀永は胎内に入って来る…
何となく分かってる、ぁたしを怖がらせないようにしてる事くらい。
前は此処まで慎重じゃ無かったもん…
彼奴のせいで、多少男性不振になってたから気を使ってくれてる。
「ん・・はぁぁ・・」
「全部入ったけど、大丈夫?」
「大丈夫だよ…
やっぱり紀永が良い、他じゃダメ‥紀永じゃなきゃ……」
「私もだよ…
美紀じゃないとダメなようだ」
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