パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第16章 平穏と秘密

どちらともなくキスを繰り返し、紀永は手を握ってくれる、俗に言う恋人繋ぎ？


こういうところが、紀永の優しさなんだなーって思う。



「動くよ……」

「うん…」


少しずつだけど、でもしっかりと紀永が動き出す。



「はぁぁ・・」


心地良くて懐かしい感覚、胎内が紀永のモノでいっぱいで、少し動かされただけでゾクゾクとした快感が広がっていく……



「・・紀永・・・」


ぁたしは紀永の首に腕を絡めて‥そうしたら紀永の方もキスしてくれる。


凄い‥とろけそう……


身体全部が紀永と混ざって、境目が分からなくなるくらいとろけて…


もっと、とろけさせて…
お互いが１つになるくらい……



「はぁ・・美紀の胎内凄く熱い・・」

「紀永のも…
もっと激しくして良いから・・」

「・・・・・」


なんか驚いてる…
でも直ぐ目を少し細めた笑顔になって……


でも、今のぁたしなら分かる、その瞳の奥にある欲情の目を……



「・・・
そろそろ我慢するのも限界だったんだが……」

「ぷっ…
我慢しなくて良いよ…
ぁたしを紀永の好きにして・・・」

「良いのかい？
そんなに煽ったら、後で泣くよ？？」

「くすっ
大丈夫、紀永なら大丈夫」


我慢しきれないと言わんばかりに、紀永のモノがぁたしの奥深くを突いて来た・・


「んっっ！」


急に抽挿のスピードが早くなる！


ぁたしは追いつかんばかりに、しっかりと紀永の首に絡めた腕の力を強くして…


激しく揺さぶられる度に湧き上がる快感、それにしがみついているから聞こえる紀永の荒い息遣い…
身体が紀永に馴染んでいく、あの頃のように。



・