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禁断背徳の鎖・絡み交錯する運命の赤糸
第19章 動く光と影
「もうっ朝から!」
「おや?
怒ってるみたいだね…
男ってそういうものだよ、愛してる女性なら‥美紀なら、朝から晩まで抱いていられるんじゃないかな??」
「朝から晩!?」
それは‥ぁたしの身が保たないよ…
でも、愛してる女性って言われるのは、純粋に嬉しいかも……
体力十分の紀永と、まだ中途半端なぁたし…
どう考えても勝てるワケ無いじゃない。
これで紀永は、毎日の運動は欠かさない、マウンテンバイクもそう、運動の一環だったって、その他にも地下のトレーニングルームでしっかり鍛えてるし。
そういうぁたしも、落ちた体力を戻そうと、屋内プールで軽い水泳を始めた、勿論先生のトレーニングメニュー付きで……
別に‥紀永とこうしてるから体力不足で始めたワケじゃないからね!
この間の彼奴との一件で、つくづく体力不足を実感させられ‥だから少しでも体力を付けようって思った。
あの時に屋敷に入ってから、倉原の方には戻って無い、荷物も母薫が出してくれたらしい。
後、条件付きだけど外出は良いって紀永が…
屋敷内の誰かと一緒に行く事‥これが条件、と言っても殆どが遠藤さんらしい。
水泳を始めるにあたり、水着を購入に‥勿論遠藤さんと一緒、流石に恥ずかしくて選んでる間はムシしてと泣いてお願いしたら、遠藤さんも気付いてくれて、近くに居ながらもスルー…
幾らスポーツ用の水着コーナーでも、男1人は抵抗があったらしく、違うコーナーから眺めてるって図に、ぁたし1人で笑ってたケド。
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