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禁断背徳の鎖・絡み交錯する運命の赤糸
第19章 動く光と影



でも気を使ってくれる人だから遠藤さんは…
買い終わるまで、しっかりムシしてくれた。


そんな状況で、ぁたしはまた早乙女邸生活…
改装中だった部屋も出来上がり、そっちに移れば良いんだけど、午前中の紀永の仕事時間以外は殆ど紀永の私室暮らし。


紀永が中々離してくれないのと、プログラミング最中のパソコンがこっちにある為、どうしても紀永の私室になっちゃう。



「紀永仕事でしょう?
先にシャワー使って」

「美紀は??」

「ぁたしは後で良いよ、時間もあるし朝食時までにシャワー使えれば良いもん」

「でもね…
そんなに時間は無いと思うけど…」

「えっ!?」


ふと時計を見れば7時半…
行為に夢中になって、結構時間が経っていたんだ……



「どうせなら一緒に使おうか??」

「は‥!?」

「スペースは広いから、2人でも大丈夫‥ね?」

「・・・・・」


えーー!?


紀永と一緒……


そりゃお互い裸なんだから、今更なんだケド………



「時間‥無くなるよ?」

「うー
・・・うん・・・」


やっぱり朝食は紀永と一緒に取りたいし‥此処は諦めて、紀永と一緒にシャワーブース。


流石に一緒に使った事は無い…
あの雨の日に、紀永がシャワーブースに入って来たのは‥あれは別だと思う。



「・・・・・」


普通にシャワーを浴びている紀永の姿って格好いいな…
濡れ髪に引き締まった身体、とてもじゃないけど30超えてるなんて思えない。



「美紀??」

「えっ!?」


紀永のシャワー姿に見取れてたなんて、間違っても言えないよ。



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