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禁断背徳の鎖・絡み交錯する運命の赤糸
第10章 破棄の約束
何時ものラブホ…
もう何回来たかなんて覚えていない。
どこの街にでもある、なんの変哲も無い普通のラブホ…
ベッドと簡単なソファーとテーブル、テレビに椅子、置いてある物なんてそんな程度。
ぁたしは、また吉田とラブホに入る、どの部屋なんて関係ない、ほとんど同じ作りだから。
部屋に入って服を抜いで、彼奴は今日は椅子に座れと命令して来た。
椅子に座った途端、ロープで胸辺りと椅子を一緒に巻いて固定され、肘掛けに両脚を乗せられ、これもロープで縛られ…
ぁたしは、秘裂丸出しのまま、椅子に縛り付けられた。
「くっくっくっ
メス犬には良い格好だ、マ○コ丸出しで直ぐ涎を垂らすんだろうよ」
そう言って、吉田が鞄から取り出したのは‥布??
なんで布なんかと思ったら、彼奴はぁたしの目を布で覆って目隠しをした。
ナニモミエナイ
ナニヲサレルノ
彼奴の行動が分からない分、不安と恐怖が募る、どうせ良い事じゃないんだ、また鞭か蝋燭でも使うつもり??
そう思ったのに、吉田は何もして来ない…
何故?
逆に恐怖心だけが強くなり、ぁたしは彼奴の気配を探そうと必死に‥‥
目が見えない分、感覚が鋭くなる‥吉田がそれを待っているとは気付かずに・・・
ゴソッと、何かが動いた音がした、そう感じた瞬間!
"ヒュッッ!"
これって鞭が空を切り裂く音!
彼奴は手に鞭を持ってる!!
いつ、鞭が飛んで来るかと身構えているのに………鞭は身体を打たない………
何だろう、なにかが変??
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