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いとおしい青
第19章 独占欲
ベッドが軋む音が響く。
ズリュッ…ズリュッ…
「由貴あんまりしがみつくなよ…」
義之の切れ長な目が潤んでいる。
「だって気持ちいいんだもん!」
義之が由貴を起こして強く抱きあう。
由貴のさらさらな髪が義之の肩にあたる。
「俺も我慢できなくなるっ…くっ…」
「あん…よっちゃん…キスしたいの。」
義之は由貴の頬に手を当てて見つめる。
「愛してるよ…。」
「私も愛してる。」
窓の外のベランダの手すりには
溶けかけた小さな雪だるまが微笑むように立っていた。
☆終わり
ズリュッ…ズリュッ…
「由貴あんまりしがみつくなよ…」
義之の切れ長な目が潤んでいる。
「だって気持ちいいんだもん!」
義之が由貴を起こして強く抱きあう。
由貴のさらさらな髪が義之の肩にあたる。
「俺も我慢できなくなるっ…くっ…」
「あん…よっちゃん…キスしたいの。」
義之は由貴の頬に手を当てて見つめる。
「愛してるよ…。」
「私も愛してる。」
窓の外のベランダの手すりには
溶けかけた小さな雪だるまが微笑むように立っていた。
☆終わり