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いとおしい青
第15章 ブリキの缶
義之は実家に1人で行った。
由貴は仕事だった。
実家には
弟の歩が子ども連れで帰って来てるので
顔を出しにいった。
坂上家は
瓦屋根の2階建て。
部屋が8つある。
義之が小学生になるのをきっかけにローンを組んで
買った家だ。
歩とは
同じ職場だが忙しくて以外と仕事中には話さない。
家族そろって会うのは久しぶりだった。
「おじちゃーんっ」
姪っこが走ってくる
「那奈っ、大きくなったな✨」
那奈を抱っこする義之。
「4歳になった!」
歩と嫁が来る。
歩より3つ下の奥さんだ。
「那奈かわいいだろ?
そろそろ兄貴も子ども欲しいんじゃない?」
歩が言ってきた。
「かわいいだろうなぁーとは思うけど
俺はまだ二人の時間が欲しいなぁ。」
「厨房でも耳に入ってくるぞ
前に兄貴が落ち込んでたとかって。」
(香山との事かな?)
義之は笑った。
「できるだけ顔に出ないようにするよ、
厨房まで話が広がってると恥ずかしいな。」
由貴は仕事だった。
実家には
弟の歩が子ども連れで帰って来てるので
顔を出しにいった。
坂上家は
瓦屋根の2階建て。
部屋が8つある。
義之が小学生になるのをきっかけにローンを組んで
買った家だ。
歩とは
同じ職場だが忙しくて以外と仕事中には話さない。
家族そろって会うのは久しぶりだった。
「おじちゃーんっ」
姪っこが走ってくる
「那奈っ、大きくなったな✨」
那奈を抱っこする義之。
「4歳になった!」
歩と嫁が来る。
歩より3つ下の奥さんだ。
「那奈かわいいだろ?
そろそろ兄貴も子ども欲しいんじゃない?」
歩が言ってきた。
「かわいいだろうなぁーとは思うけど
俺はまだ二人の時間が欲しいなぁ。」
「厨房でも耳に入ってくるぞ
前に兄貴が落ち込んでたとかって。」
(香山との事かな?)
義之は笑った。
「できるだけ顔に出ないようにするよ、
厨房まで話が広がってると恥ずかしいな。」