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いとおしい青
第18章 揺らぐ心
「由貴さんも一緒にいきましょう。」
井口君まで乗っからなくていーのに。
「でも夫が居るので…さすがに今日は…」
由貴が断ろうとした。
「楽しそうですねー。妻がいつもお世話になっています
夫の義之です。」
義之が帰ってきた。
「はじめまして
由貴さんにはいつもお世話になっております。
井口です。きれいな奥さんいたら大変ですね。」
義之は冷ややかな目で井口を見た。
「折角ですから店かえましょうか。」
義之と井口が並んで歩く。
何で2人一緒にいるの?
よっちゃん嫉妬深いから断ると思ったのに!
複雑な顔で由貴は眺めていた。
4人で入った店は
薄暗いモダンなバーだった。
「今日は子どもが林間学校でね。
久々に夜出てこれたの。
だから楽しくて仕方ないわー。
こんな両手にイケメン見れて幸せ〜!」
ははは〜片方は私の夫ですがね〜。
由貴は軽くあしらう。
「ふーん井口さんモテんの?」
義之が話をふる
「ははっ どうでしょうか。
好きな人に振り向いてもらえないから
意味がないですよ…。」
井口がウイスキーを飲みながら答えた。
「井口さん、どんな人が好みですか?」
小澤が聞く。
「細身で髪がボブがいいです。
顔が近づくと赤くなる女性が好きです。」
だんだん
小澤と義之の視線が由貴へいく。
「うちの会社ボブ流行ってるもんねー。」
由貴は気づかないフリしてモスコミュールを飲んだ。
井口君まで乗っからなくていーのに。
「でも夫が居るので…さすがに今日は…」
由貴が断ろうとした。
「楽しそうですねー。妻がいつもお世話になっています
夫の義之です。」
義之が帰ってきた。
「はじめまして
由貴さんにはいつもお世話になっております。
井口です。きれいな奥さんいたら大変ですね。」
義之は冷ややかな目で井口を見た。
「折角ですから店かえましょうか。」
義之と井口が並んで歩く。
何で2人一緒にいるの?
よっちゃん嫉妬深いから断ると思ったのに!
複雑な顔で由貴は眺めていた。
4人で入った店は
薄暗いモダンなバーだった。
「今日は子どもが林間学校でね。
久々に夜出てこれたの。
だから楽しくて仕方ないわー。
こんな両手にイケメン見れて幸せ〜!」
ははは〜片方は私の夫ですがね〜。
由貴は軽くあしらう。
「ふーん井口さんモテんの?」
義之が話をふる
「ははっ どうでしょうか。
好きな人に振り向いてもらえないから
意味がないですよ…。」
井口がウイスキーを飲みながら答えた。
「井口さん、どんな人が好みですか?」
小澤が聞く。
「細身で髪がボブがいいです。
顔が近づくと赤くなる女性が好きです。」
だんだん
小澤と義之の視線が由貴へいく。
「うちの会社ボブ流行ってるもんねー。」
由貴は気づかないフリしてモスコミュールを飲んだ。