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最高峰な武器は嫁。
第1章 冷酷な
「俺が守る。もう二度と傷つかないように」
そう言って僕に誓うかの様に手の甲に口づけたこいつ。
『…どうしてお前は氷にならない』
「俺の実力はそれなりの物らしいからな」
チッ
『…そうか。なら良い』
僕は貧弱な男に守られている程可愛い性格をしていないからな。
見る限りだとこいつは着痩せをする様で身体の肉付きがよく武器の扱い方には秀でている様だしな。
…性格も横暴では無いし嫌いではない。
「…意外に大胆だなお前は」
は?
『なんだ急に』
「自覚なしか。」