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最高峰な武器は嫁。
第6章 本音は
「可愛いなお前の嫁」
『…っ』
なんだかこいつ怖い
そっと高樋の後ろに逃げて背中のシャツをにぎる
「赤城、お前の嫁は雷だろ。俺の嫁が溶ける」
「あーそうだな。それは悪かった。」
『っ…』
クスリと笑う様はわざとらしい
「俺の可愛い嫁を知っているだろ?大切にするから居場所を教えろ。」
アンジェラと同じ波長。
これは…
『…高樋、アンジェラの事言ってあげてくれ。』
「…良いのか?エヴァ」
『アイツはアンジェラに危害を加えられない。』
波長がアンジェラと同じだ。
互いに求めあっているんだ。
僕と高樋みたいに。
「…エヴァ」
ソッと高樋に地図と写真を手渡す
『此処にいるから。渡してやってくれ』