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第15章 出逢い

何かあった？

運転しながら、手を握る

ううん、何もないよ？
ごめんね？

いいよ
逢いたかったし

誠は、笑って今日一日の話をする

車を停めて、抱きしめてきた

どうしたの？

どうもしてないよ？

誠を見た

泣いてる。。。？

顔を近づけてくる

泣いてないよ？

詩織 泣いていたみたいに、駆け寄ってきたよ？

抱きしめて耳の近くで話す

顔を見た
涙が溢れだした
誠は、私をちゃんと、見ていたんだね？
ごめんね？

声にならない単語は、目で伝える

誠に、キスした
スイッチが入ったみたいに、誠が頭を固定して、深い激しいキスになる
んっんっ

声が洩れ、キスが荒々しく激しいキスになる
大人のキスだ
そう思った。。。

お互いを求めあうキス
唇から、離れた

好きだよ

明日、覚悟して？

誠が私を見て言った

うん

答える代わりに、キスした

ギュッと抱きついて甘える

優しいキス
甘いキス

それ以上は、何もしない

私の体は、反応していた




頭の中で

俺だけに感じて？ね？

直樹の言葉が響いてきた