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第3章 episode2

1日がとても長かった
終始、前しか見ていられない

藤村は平気なのかやたらと、話しかけてくるが、後ろが気になり、あいまいな返事しかできない

ヤバイ
視線が怖すぎる

あいまいな返事しかしない私に、手紙を回してきた

こっち、見て？

ムリムリ絶対ムリに決まってるじゃん。。。
この男は何を考えているんだか

完全に無視をしてると、

キスしたい

また手紙が回ってきた

授業中だよ？
ムリに決まってるじゃん

手紙で返事したら、

できるよ？
できたら、お願い聞いてね🎵

手紙がきた
まじか？
コイツならやりかねない

ヤメテ

返事を書いていると、先生が黒板に向いた瞬間

ほっぺにキスされた

後ろから、教科書を落とす音が聞こえた

藤村は、イタズラっ子のような顔で笑ってた

私は、恥ずかしくて左隣に顔を背けた
きっと真っ赤になってる

...

次の時間は体育だった

男女別なので、ようやく、離れられる
梨花ちゃんは保健室に行ったようだ

だよね。。。
私なら耐えられない

まだ９月とはいえ、ハーフパンツは寒い
その上、走り高跳びだった

男子の視線を感じながら、女子は

嫌だなあってみんなで言い合う

だいたい男子は、走り幅跳びなのに女子は走り高跳びなわけ？
脚開いて飛ぶとか嫌だなあ

あと5人かあ
ふと見ると、男子が今から飛ぶあいちゃんをみながら、騒いでいる

やっぱりさあFカップはいいよなあ
しかも幼児顔
まじでゆさゆさ、揺らして走ってほしいわ
あーいーちゃーん
俺をそのおっぱいでぶってー

バカ男子。。。
あいちゃんは真っ赤になりながら、走りだした

ヒュー ー
男子たちがからかう

まじでやだなあ。。。
何で男子って胸しか見てないわけ？？？

...