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忘れられない人
第27章 デート
リビングで向かい合う

麻友さんは、私の会社のもう一人の先輩だ
いつも、綺麗で長い黒髪で清楚な先輩だ

私の前にいる、先輩は、ショートカットで、赤い髪
カラーコンタクトの瞳は、綺麗な緑色
別人のよう。。。
でも、綺麗。。。

先輩?髪は?

会社では、いい子してるのよ?
ウィッグしてたんだ?

え?ええ?綺麗な髪なのに?

詩織は、かわいいっ
びっくりした?

ハイ

3人で、どうしてるか、体に教えてもらった?

ハイ

やっぱりねぇ?
イチャイチャしてたんだ?

先輩っ

私、びっくりしてしまって。。。
すみません

気にしないで?
私は、普通のセックスじゃ満足できないのよ?
3人で、するのも初めてじゃないの
がっかりした?

いえ。。。

詩織はさ、ずっと前の彼氏を引きずっていた
忘れられないくらい、セックス 良かったから?じゃないの?
私は、そうだった
忘れられないくらい、良いセックスを覚えたら、満足できなくて、感じられるようになるには、歪んでいってしまって。。。

先輩。。。

大丈夫。。。
詩織は、歩きだせてるよ?
私は、これはこれで、楽しいのよ?
びっくりさせて、ごめんね?

先輩?
セフレはダメです
悲しいセックスは、辛くて、忘れられなくなりますよ?
自分を傷つけないでくださいっ

たっくんのバカ。。。

泣きながら、話した

クスクス笑う。。。

やっぱり、詩織はかわいい
セフレじゃないわよ?
もう、3年付き合ってるの。。。
3人でね?
理解できないだろうけど?

ええ?

たっくんを見る

誠?詩織ちゃんに、何て言ったんだよ?

ああ?
セフレだろ?
って言ったよ
どんなに、綺麗に言ってもセフレだろ?



自分も、同じようなことしてたから?


誠も、毎日違う女としてたろ?

一人では、満足できなくて、ちゃんと、別れたのかよ?

俺達は違うよ
ちゃんと、一人しか見てない
理解してくれなくて良い。。。

...

行こう。。。
私を、引っ張り、歩いていく
車のドアを開けて、私を乗せる

黙ったまま、走り出す

しばらくして、車が止まる
















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