パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第33章 lesson 2

また、診察に来られる？

ハイ。。。

無理しなくていいから？
2ヶ月に１度は、来てね？

ハイ。。。

じゃあ、いいわよ？
彼が待っているよ？

ありがとうございました。。。

ドアを開けて、出る

ピンクのドア

赤ちゃんの写真

ああ。。。病院だ。。。

誠が、私の腰を引き寄せる

大丈夫？

うん。。。

ソファに座る

私の腰を引き寄せる


大丈夫だっただろ？

診察結果、先に聞いたんだ。。。

うん。。。

会計してくるから、待っていて？

保険証っ。。。

勝手に出したよ？
お金はママから預かってるから？ね？
大丈夫だよ、待っていて？ね？

うん。。。

...

車に乗る

黙ったまま。。。

詩織？降りよう？

車から、降りる。。。

プラネタリウムだった

シートを倒して、ドームの中の星を見る

私の手を繋いでくれる


よく、星の本やポストカード、一緒に買いに行ったな。。。

学校近くの科学館、よく行ったよ。。。

何で、ごめんって言ったの？


涙が溢れてくる。。。

流星群見たかったな。。。
誠と、見た星空、綺麗だった。。。

私。。。
何やってるんだろう。。。
決意したのに。。。

自分が忘れてあげないって、強がったのに。。。

まだ、直樹だらけの私のままじゃない。。。

どうしたらいい？

星空を見上げる。。。

綺麗。。。

誠は、ずっと私を見ていた

視線に気づいて、誠を見る

誠が、笑いかけてくる

手が、届きそうだな？

...

外に出て、ベンチに座る

誠が、コーヒーを渡す

大丈夫？

うん。。。ごめんね？

星空。。。
何考えてた？

流星群
流星群、見たかったなあ。。。

誠と見た星空、綺麗だったな。。。

私を抱きしめてくれる

夏の流星群は、見られるよ。。。
一緒に見に行こう。。。

うん。。。

誠は、何も聞かなかった

...

家に帰る

ママが、どうだったか聞いてくる

黙ったまま、部屋に行く

誠が、ママに話してる。。。

眠い。。。
眠りに堕ちていく


優しい声。。。
安心する。。。
ずっと、髪を撫でてくれる

甘えたままでいいの？