パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第47章 再会

38歳 急に一人の時間ができても、過ごし方がわからない

急に寂しくなる


誠と、うまくいってないわけじゃなかった

毎日、帰りが遅くても一日の出来事を報告し合う

一緒に寝る


気づいたら、セックスしていなかった

疲れてる私は、いつしか寝てしまったり断る日ができた

毎日が、３日に１度になり、１週間に１度になる

１ヶ月に１度になり、１年に１度になる

気づいたら、レスだった

最後にシタ日がわからない

セックスレス。。。

あんなに、毎日シタのが嘘のよう。。。

最後にしたのは、多分２年前。。。

一人になる時間が、増えると寂しくなる

セックスしたくなる

いつが最後かもわからない私は、誠に言うことができない

同じベッドに眠る誠は、毎日よく寝ている

体力的にも、余裕ができた体は熱くなる

誘いかたもわからない。。。

キス。。。

キスは、確か最後にしたのは、5年前くらいだった

子供たちが大きくなり、夜眠らない

声を潜めて誠がイクだけのセックスが続いた

虚しいセックスが嫌になり、断りだした

自分を自分で慰める日々

虚しい。。。

レスに気づいてから、3ヶ月

オナニーしても、イケなくなってイライラし始めた

誠と一緒に寝ているのに、隣で一人で慰めても気づかない

直樹とのセックスを思いだして何とか慰める


はああ。。。

直樹とセックスしたい。。。

あの感覚は覚えている

堪らなく気持ちいい感覚を味わいたい


隣で眠る誠にイライラする


毎日、一人で家族が帰るのを待ち、食べてもらえなかった食事を捨てる

毎日、一人で慰める

だんだん寂しさと、イライラが募る

私がしたかった結婚は、こんなんじゃなかった。。。

家事してくれる人がいればいい状況なら私じゃなくてもいいんじゃないか。。。？

蓮ができてから結婚して、もうすぐ20年

どうしても、直樹を忘れられない

何とか手掛かりを見つけたくてパソコンで検索した

みつけた、名前と写真

既婚、地元に今も住んでる

昔、よく行っていた公園

昔と変わらないサッカー好き

どうしても逢いたくて堪らなくなる


行ってみようかな。。。？


でも、逢ってどうするの？

わからない。。。

でも、逢いたい。。