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忘れられない人
第47章 再会
逢いたくて堪らなくなる

その日も、些細な出来事だった

夕方18時

仕事から帰り、陸に食事をさせて塾に送り出した

22時まで、誠も蓮も帰らない

一人で待つのにも嫌気がさしてきた

22時になっても、どちらも帰ってこない

メールも電話もないことに、イライラし始める

22時30分に、蓮が帰ってきた

食事はいらないと言う

連絡くらいできないの?

怒る私に、ため息をつく

そこへ、誠が帰ってきて、食事はいらないと言う

イライラし始めると、二人が悪びれるわけなく、言い訳を始める


明日、食べるから。。。?


昨日もそう言ったよ。。。?

もう、いい


昨日の分と今日の分の食事を、ごみ箱に捨てた

捨てた途端に、二人が怒り出した


何で、捨てた?

明日、食べるからって言っただろ?


いつも食べないじゃないっ

いつも捨ててるわよっ

電話1つできないの?

そんなに、忙しいっ?

もう、明日から作らないから、勝手にしたらいいわ


わかった。。。


誠が怒り、浴室に入っていく

蓮は、私を見ている


明日からは、ちゃんと連絡するから?

ごめんなさい。。。


う。。。


私は、蓮に弱い。。。

素直に謝る蓮に、たじたじになる


ちゃんと、連絡してよ?


わかった

ごめんなさい。。。


蓮は、笑顔になり何事もなかったように、今日の出来事を話し出す

蓮は、私の扱いがうまい。。。


浴室に入っていった誠の着替えを用意して置く


はああ。。。。

言いすぎたかも。。。


23時30分

陸が、帰ってきてようやく寝られる

蓮は部屋にこもり、陸はお風呂に入る


寝室に入ると、誠は寝ていた

けんかしても、同じベッドで眠る

結婚してから、ずっと続いている


はああ。。。。やだな。。。


できるだけ、ベッドの端で眠る

なかなか、眠れない。。。


チラリと寝返りをうつと、私に背を向けている誠が見える


何となく、寝ているふりをしているのがわかる


素直になれない私。。。


再び、背を向けて眠るように努力する

気づいたら、1ヶ月、口を聞かなかった。。。










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