この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Vesica Pisces
第11章 太陽は静寂に沈む
「ヨユーじゃん」
見下ろす透の拗ねた笑顔が愛おしくなる。
「じゃ、俺のペースでいくから」
「ぇ、ぁっ!ンンッ」
ズッ…と僅かに引き抜かれた後、ぐっと押し上げられる。
僅かな抽送は次第に大きくなり、甘美で淫猥な底へと堕ちていく。
「あっ、あっ…んっ、やぁ…はぁっ…」
突き上げられて揺さぶられる身体はもう、何処もかしこも透に溶けていた。
しっとりと汗で濡れた透の肌がぶつかる度に、火花の様な悦楽が飛び散った。
透にしがみつく事しかできない事がもどかしい。
それでも今は透がもたらす快楽に酔いしれていたい。
破瓜の痛みはとっくに愉悦に塗り替えられて、気づけば透の膝の上で向かい合う形で唇を貪っていた。
透の胸板で双丘が押し潰されて揺さぶられて、擦れる乳首がまた違う快楽を生む。
「んっ、ふっ、ぁあっ」
下から突き上げられると唇がずれ、そこから漏れる吐息が淫猥だ。
時々見下ろす透が、ひどく切なげに歪む表情が艶っぽくて胸が締め付けられる。
「や…たら締めるなっ…て…っ…」
苦悶の表情を自分だけのものにしたい。
拙い口づけに応えてくれる透に全てを明け渡したい。
その奥に嵌って抜け出せなくなりたいの。
見下ろす透の拗ねた笑顔が愛おしくなる。
「じゃ、俺のペースでいくから」
「ぇ、ぁっ!ンンッ」
ズッ…と僅かに引き抜かれた後、ぐっと押し上げられる。
僅かな抽送は次第に大きくなり、甘美で淫猥な底へと堕ちていく。
「あっ、あっ…んっ、やぁ…はぁっ…」
突き上げられて揺さぶられる身体はもう、何処もかしこも透に溶けていた。
しっとりと汗で濡れた透の肌がぶつかる度に、火花の様な悦楽が飛び散った。
透にしがみつく事しかできない事がもどかしい。
それでも今は透がもたらす快楽に酔いしれていたい。
破瓜の痛みはとっくに愉悦に塗り替えられて、気づけば透の膝の上で向かい合う形で唇を貪っていた。
透の胸板で双丘が押し潰されて揺さぶられて、擦れる乳首がまた違う快楽を生む。
「んっ、ふっ、ぁあっ」
下から突き上げられると唇がずれ、そこから漏れる吐息が淫猥だ。
時々見下ろす透が、ひどく切なげに歪む表情が艶っぽくて胸が締め付けられる。
「や…たら締めるなっ…て…っ…」
苦悶の表情を自分だけのものにしたい。
拙い口づけに応えてくれる透に全てを明け渡したい。
その奥に嵌って抜け出せなくなりたいの。