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こじらせてません
第3章 幽閉
もちろんお父さまには言えるはずもありませんが、わたくしはお父さまとセックスに、アキラちゃんの姿を重ねておりました。ですがやはり……ご年齢のせいでしょう、得られる快楽は、とうしても不満を感じるものでしたの。

ですから、わたくしはついに……、お父さまがご不在の折、夕飯を作るといって家へ上がり込み、眠り薬で……アキラちゃんを。眠っていても、本当に猛々しい、……ま、まあっ、わたくしったら、なんて恥知らずな……ですが、ミサさんもよくご存知ですわよね、本当に、夢のような快楽でした。

ですが後になって気づいたのです。わたくしは、眠っているアキラちゃんにまたがって動いただけで、アキラちゃんの手で抱かれたわけではないのです。一度でいいから、アキラちゃんに腰を振ってもらいたい、欲望を思い切りぶつけてもらいたい。そう願うようになりました。

そんなある日、ミソラちゃんに言われたのです。アキラちゃんに恋人ができた、と。どうりで、折々、ハグするふりをして、この胸へ顔を埋めさせてきましたのに、最近は嫌がるようになり、無理にさせようとすると、キッパリ断るようになりましたのも、うなずけるものでした。

ミソラちゃんは、わたくしがアキラちゃんとセックスをしたことを知っておりました。そしてわたくしが、アキラちゃんと濃厚に交わりたいと思っていることにも、気づいていました。ですけれど、そのことを学校やお父さまに言うつもりはなく……ああ、おそろしい、ミソラちゃんは、あろうことか弟であるアキラちゃんへ操を捧げる覚悟であると宣言したのです。

そんなミソラちゃんが今朝早くに、アキラちゃんの後を追うように家を出て行くではありませんか。わたくしも二人の後をついて、このマンションにたどり着いた、というわけです。ミソラちゃんが若い体で迫るのならば、わたくしは、この豊かなお胸で籠絡しようと。

アキラちゃんには、わたくしのような熟女のほうが魅力的に映るはずです。負けるつもりはございません。ですが、アキラちゃんが選ぶ前に、ミサさんがお戻りになって……ちょっとお早くありません?

……。

この人は演劇部の顧問だろうか。馬鹿丁寧で大仰な告白が終わった。
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