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第3章 幽閉

想像したかと訊いておきながら、自分で口にすると、ミサもまたスカートの中がキュルキュルとしてきて、あまり密しているとバレてしまうから、少し腰を引いた。

くしくも、良い体勢になった。

アキラの背にキスを這わせると、可愛らしい声が聞こえてきた。そのまま、前に差し伸べた手を下ろしていき、ブリーフの畝をつまむ。

「ひっ、あっ」

指を動かすたびに、膝がガクッとなっている。

「今日も、ゆび、したい？」
「はっ、はい……」
「もうっ、ちゃんと立って」
「ああっ、だって。た、立ってられないです……」

切ない懇請を聞いて、ミサもまた立っていられなくなった。

「ベッドあがって」アキラの体をまさぐったまま、前へ進ませてベッドに膝をつかせる。「そのまま……、よつんばいね」

「はっ……、あっ……、ミサ、さんっ」
「もっとおしり上げて」

膝も手も広めに間隔取らせ、背を反らさせた。

美しい体躯をした、美しい少年が、首輪とビキニだけで拝跪している姿は、素晴らしい頽廃美だった。

「……すごく、声がエッチになってる」

ミサは背後からのしかかると、脚の間へ手を入れて、神威を縦になぞった。
それだけでも、アキラは敏感に反応して、ミサを乗せたまま体を揺らした。

こんな体勢でも、えてして自分の身長は有利にはたらくのだとわかった。

「してあげるね」
「わっ……、ダ、ダメですっ」

ビキニの縁を辿っていた指を中へ侵入させ、神威を握った。

「んー、ダメ？　どうして？」
「……だ、だって……、で、出ちゃいそう……」

神威の頭を握りこむと、手のひらに怒張が伝わってくる。

「うん、すっごくアキラくん、やらしくなってるもん」
「はっ、……は、はずかしいよっ」

悲痛めいた声を聞いて、体の奥からドクリと雫がほとばしった。

腰のわななきがアキラに知られてしまうところだったが、彼の腰のほうがよほど、ゆるゆると扱かれるのに合わせて動いていたから、知られずに済んだ。

「がまん、しなくていいよ？」
「え……、あ、だって……」
「このまま、出しちゃおう？」
「そ、そんなことしたら、よ、汚れちゃいますっ……」

かえすがえすも、不世出の少年の畢竟が汚濁なわけはない。