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薔薇色に変えて
第3章 再会に添えられた喜び


今日は良い事があった。

取引先である高城屋デパートの若い女性社員から、
少し痩せたんじゃないですかと嬉しい言葉をもらった。


シルク商品フェアの最終日。
催事場の片づけをしている時のことである。

「村山さん、なんかちょっとほっそりしません?痩せたんじゃないですか?」

担当の30そこそこの女性社員が私の顔を覗き込む。

「えー!ほんとに?ほんとに痩せて見える?」

「ええ、背中のあたりがスッキリと。なにか運動でも始めたんですか?」

運動、の一言には思わず苦笑いを返した。
男の影がちらついている、とか、そういう色のある言葉を期待したのだが、
こんな中年女に向けられる発想と言ったら運動くらいしか思い浮かばなくても仕方がない。

「ううん、特に何もしてないけど・・
 でも痩せて見えるっていうのは嬉しいわね」

気を良くした私は、今夜の夕飯は奮発して
いつもよりも贅沢なディナーにしようと心に決め、手早く片づけをして会社へと戻った。

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