この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
同棲中の彼とのセックスレスを解消したい!
第3章 罪悪感
翌日。はじめはまだ眠っている。
窓を開けると、清々しい秋の風が部屋の中の空気をかき混ぜるようにひゅうと入ってきた。
残っていた洗い物を済ませ、拭き掃除をする。
はじめは彼の友達に、わたしとのことを話すことってあるのかしら──と、ふと思った。
女同士の会話には、必ずと言っていいほど恋愛についての話題が出てくる。
現在の恋人の話、過去の話、芸能人の話だってそうだ。
それから、未来の──結婚についての話も、もちろん。
男のひとは、そういった話をすることがあるのだろうか。
インターフォンが鳴る。
出てみると、宅配便だという。
受け取ったそれには、わたしの名前が書かれていた。
何かを買った覚えはない。
送り状に『プレゼント(アクセサリー)』と書かれていたため、はじめが買ってくれたのかなと思った。
特に記念日だとか、そういった日ではない。
少し迷ったけれど、彼はまだしばらく起きてきそうにないため思い切って封を開けてみた。
「あっ……、これって……」
窓を開けると、清々しい秋の風が部屋の中の空気をかき混ぜるようにひゅうと入ってきた。
残っていた洗い物を済ませ、拭き掃除をする。
はじめは彼の友達に、わたしとのことを話すことってあるのかしら──と、ふと思った。
女同士の会話には、必ずと言っていいほど恋愛についての話題が出てくる。
現在の恋人の話、過去の話、芸能人の話だってそうだ。
それから、未来の──結婚についての話も、もちろん。
男のひとは、そういった話をすることがあるのだろうか。
インターフォンが鳴る。
出てみると、宅配便だという。
受け取ったそれには、わたしの名前が書かれていた。
何かを買った覚えはない。
送り状に『プレゼント(アクセサリー)』と書かれていたため、はじめが買ってくれたのかなと思った。
特に記念日だとか、そういった日ではない。
少し迷ったけれど、彼はまだしばらく起きてきそうにないため思い切って封を開けてみた。
「あっ……、これって……」