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同棲中の彼とのセックスレスを解消したい!
第6章 飛翔
「こうやってパンストを破るのって昂奮する。れみ、俺もう我慢できない。挿れてもいいかな」
「うん、きて。奥まで挿れて、激しく突いて……」
ショーツを脱ぎ捨て、彼と肌を擦り合わせる。大きく逞しい彼の一部が、わたしのぬかるみにずぶりと突き刺さった。
それはためらうことなくぐんぐんと奥へと突き進み、肉襞を掻き分けておさまりの良い場所へと呑み込まれていく。
全身に張り巡らされた血管が収縮するような感覚。
充血した彼の一部と、血のざわめきを感じるわたしの一部がひとつになる。
悦びが足の先や頭のてっぺんにまですみずみに広がり行き渡っていく。
彼が腰を振るたび、それは大きくなり、焔となって全身を駆け巡っていった。
彼が音をたてて続けざまにキスをする。
そして唇を割り、舌をねじり込ませた。
それは蛇のようにうねり、口腔内を刺激していく。
唾液が絡まりあい、同じ温度になる。
あぁ、今わたしたちは血も肉も同じ温度になっている。
同じものを食べ、ひとつになり、お互いの息遣いを至近距離で感じている。
幸福感に喘いだ。
悩みも寂しさも、この一瞬にはかなわない。
わたしの身体の一等深いところにある、誰も触れられない宝箱に彼の乳白色の宝石が投げ込まれるとき、わたしたちは愛の悦びに酔いしれ、歓喜の声をあげる。
「うん、きて。奥まで挿れて、激しく突いて……」
ショーツを脱ぎ捨て、彼と肌を擦り合わせる。大きく逞しい彼の一部が、わたしのぬかるみにずぶりと突き刺さった。
それはためらうことなくぐんぐんと奥へと突き進み、肉襞を掻き分けておさまりの良い場所へと呑み込まれていく。
全身に張り巡らされた血管が収縮するような感覚。
充血した彼の一部と、血のざわめきを感じるわたしの一部がひとつになる。
悦びが足の先や頭のてっぺんにまですみずみに広がり行き渡っていく。
彼が腰を振るたび、それは大きくなり、焔となって全身を駆け巡っていった。
彼が音をたてて続けざまにキスをする。
そして唇を割り、舌をねじり込ませた。
それは蛇のようにうねり、口腔内を刺激していく。
唾液が絡まりあい、同じ温度になる。
あぁ、今わたしたちは血も肉も同じ温度になっている。
同じものを食べ、ひとつになり、お互いの息遣いを至近距離で感じている。
幸福感に喘いだ。
悩みも寂しさも、この一瞬にはかなわない。
わたしの身体の一等深いところにある、誰も触れられない宝箱に彼の乳白色の宝石が投げ込まれるとき、わたしたちは愛の悦びに酔いしれ、歓喜の声をあげる。