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極上年下彼氏
第19章 香りの記憶
「はあ…はあ…理人っ!」


校門で立っていた理人に走り寄った。


「待っててくれたんだね!」


「こんなに暗いのに、朱美残して帰れないだろ」


「ありがとう。嬉しいよ」


繋いだ理人の手は冷たかった。


「ごめんね。最近待たせてばっかり…」


不意に、理人が頬に唇を寄せた。


「これで許す」


理人はあまりにも優しい眼差しで私を見るから、私はすぐに体が火照った。

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