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極上年下彼氏
第61章 機嫌が悪くても
理人が車を走らせ、私は夜の街をぼんやり眺めていた。


夜の街はネオンの中まだ沢山の人が行き交っていた。


車はどんどん走ってなにやら高台の住宅街の外れに着き停車した。


理人は車から降り、助手席のドアを開けた。


「朱美、降りてごらん」


理人は手を出してくれたので、その手を取り車を降りた。


手を引かれたまま、理人について歩くと、下界一面に夜景が見えた。

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