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プールサイドの恋人
第1章 危ない出会い系サイト
クラスでカップルが増えて女友達も色気づく。

朝の登下校や放課後仲良く

友達が話してるのを見て

学校帰りには他校の彼氏とデート。

塾で知り合った友達は帰りにはお茶したり、

一緒に勉強したりして。

退屈な日常生活が鮮やかになり、

楽しんでる友達をみて羨ましく思った。

陽菜は付き合うことに憧れていた。

陽菜にも彼氏の友達紹介してあげる~♪

本当にいいの?よろしくお願いします~

そう言われてテンションが上がった陽菜。

友達が紹介してくれたのは

クールそうで無口な男の子だった。

名前は聡君。


紹介してもらったら終わりで後は楽しいと思ってた。

何度かメールのやり取りして遊ぶ約束をした。

遊ぶ日になって初めて入る男子の部屋。

緊張した足取りで聡君の部屋へ向かった。

野球選手のポスターが貼ってあって。

黒いパイプベッドがある。

テレビはない。

オーディオがあるが音楽は流してない。


「……。」

メールの方が話しやすい。

陽菜も雅彦も言葉が詰まる。

部屋がキレイとか、褒める事しか浮かばない。


もともとクラスの男の子と話すこともない。

頭が真っ白になる陽菜。

勝負服として陽菜は気合いいれてきた。

デニムスカートに裾がスパンコールの飾りが付いている。

気合だけは充分だった。

「聡君は部活は何かしてるの?」

「テニスやってる。」

男の子は答える。

「そうなんだ〜友達は何人?」

私がテニスしてたら弾んでたかな…

残念ながらコーラス部だし。


「仲いいやつは3人。」

「へぇー私は2人かなっ…」

陽菜から聡に質問するだけで会話は弾まない。

「俺さぁ、用あるからそろそろ…。」

「あ、そうだね。ごめんね、長くいて…」

予定だった時間より陽菜は早く帰ることになる。

「君さぁ…」

玄関に出る間際、聡に話しかけられる。

「え?」

「簡単に男の部屋入ってくるのって

どうかと思うよ?今度は気をつけなよ。」

聡君、本当はエッチしたかったのだと後で知る。

そんなエッチなムードにも一切ならない。

思っていたより会話するのも

重たい空気でたえられなかった。

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