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プールサイドの恋人
第6章 西条 馨
「では 明日も仕事だし帰りますね。」

西条から切り出し、ラーメン屋の前で別れる。

「はい。ありがとうございます。」

陽菜は礼を言って西条の後ろ姿を見ていた。

西条さんがもし明日仕事が休みなら

もう一軒行ってたのかな?

西条さんなら少しは私に下心ないのかしら。

って何に期待してんの私。

きっと今まで会ったスイミングスクールの男性が

エロくてすぐにエッチしてたから

物足りなく感じてるだけなのよ…

帰っていく西条の背中を見ながら

陽菜も背中を向けて家路に向かうのだった。
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