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プールサイドの恋人
第8章 連鎖
デートから3ヶ月が経った。

私と馨君は恋人一歩前まで行きそうになったが、

私がフったので前のようにコーチと生徒の関係に戻った。

互いにどこか、ぎこちなくデート前の様で

日常会話するのが減った。

静まり帰ったプール。

更衣室の扉から廊下に薄く光が薄く漏れる。

「珍しいね、陽菜ちゃんから誘ってくるなんて。」

「そう?私だって欲求不満な時もあるわ。」

「俺も嬉しいけど。

今日はシャワー使えないんだ。

明日メンテナンスだから。」

「仕方ないわね。」

快楽の味わいを終えた身体は どこかスッキリした。

佐伯が上半身裸だったところにTシャツを着て、
スクールのジャージを着る。

本当はダメだと思ったが

陽菜の中で馨君とエッチしたい欲情した気持ちが

抑えきれず、佐伯に欲求をぶつけた。

心の中で反省する。

彼女もちの人だもんね、

そろそろ私も手を引かなきゃなー。

それでも佐伯はタンパクだから

エッチの後は割り切った感じで

陽菜にとっては そこが都合がよかった。

感情が入るのはエッチしている時間だけでいいから。
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