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第8章 連鎖

翌週、スイミングスクールへ行くと受付に行き

ロッカーの鍵をもらう。

「はい、どうぞ淫乱女。」

「…」

「人の男取っといて何にも思わないの？」

「…ごめんなさい」

「謝って済むわけ無いでしょう。一生許さないから。」

バシンッ！！

紗綾に陽菜は胸ぐらを捕まれ大きくビンタされる。

ズレた眼鏡の位置を正す陽菜。

余計に怒りが湧いてくる紗綾。

後ろからスクールの生徒が

ロッカーキーを返却に受付に来る。

何もなかったかのように

紗綾は笑顔でロッカーキーを受け取る。

陽菜は頬が赤いまま更衣室へ向かい、水着に着替えた。