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プールサイドの恋人
第2章 スイミングスクール
金曜日の仕事が終わると
陽菜はさっそく音羽スイミングスクールへ行った。
「大人1人で習いに行くの恥ずかしいです。
1人でも大丈夫ですか?」
「大人で6人同時に受けるレッスンと
個人レッスンもあります。
気を使われるのでしたら
個人レッスンがお薦めです。」
説明してくれるコーチも優しい。
コーヒーの名札を見る陽菜。
西条 馨(さいじょう かおる)さんか…。
「あのこの前改札で
ティッシュ受け取って下さいましたよね?」
西条が聞いてきた。
「えっ…あの時配ってらしたのですか?」
陽菜は驚く。
ティッシュをもらうだけだったので
顔は覚えてなかった。
「あの後改札入ってから鼻が噛んでましたよね?
嫌な意味じゃなくて気持ちわかります。
昨日は夕方冷えんでましたし。俺も寒かったです。」
「それは恥ずかしいところ見せてしまいました。」
陽菜は赤くなる。
「大丈夫です。僕も同じことしますから。」
目は切れ長な一重。
真顔もそそられるけど、笑って話してくれる姿が良い。
馨は優しい眼差しで微笑んでいた。
少しだけ陽菜は見とれていた。
陽菜はさっそく音羽スイミングスクールへ行った。
「大人1人で習いに行くの恥ずかしいです。
1人でも大丈夫ですか?」
「大人で6人同時に受けるレッスンと
個人レッスンもあります。
気を使われるのでしたら
個人レッスンがお薦めです。」
説明してくれるコーチも優しい。
コーヒーの名札を見る陽菜。
西条 馨(さいじょう かおる)さんか…。
「あのこの前改札で
ティッシュ受け取って下さいましたよね?」
西条が聞いてきた。
「えっ…あの時配ってらしたのですか?」
陽菜は驚く。
ティッシュをもらうだけだったので
顔は覚えてなかった。
「あの後改札入ってから鼻が噛んでましたよね?
嫌な意味じゃなくて気持ちわかります。
昨日は夕方冷えんでましたし。俺も寒かったです。」
「それは恥ずかしいところ見せてしまいました。」
陽菜は赤くなる。
「大丈夫です。僕も同じことしますから。」
目は切れ長な一重。
真顔もそそられるけど、笑って話してくれる姿が良い。
馨は優しい眼差しで微笑んでいた。
少しだけ陽菜は見とれていた。