この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
幼い獣たちは愛を知る
第1章 愛なんて知らない
俺たちがアイドルとしてデビューしたのは、たまたまだった。地球のテレビ局に支部長のチャドさんがインタビューされてたときに、外にいた俺らがスカウトされたってわけ。
チャドさんは渋ったけど、お金はいくらだってあったほうがいい。設備投資、消耗品、増えていく団員の給料、使い道はいくらでもある。二人でそう話して、アストンと俺はデビューを決めた。
枕営業の話がマネージャーからあった時は、チャドさんは最初はそれを一蹴した。だけどそれも俺たちが自分たちで受けることを決めた。少しだけ、昭弘さんとかオルガさんは悲しむかな、とは思ったけど。だから俺たちがこうしていることは地球支部のなかでもほんの少しのやつらしか知らない。
大丈夫だ。だって俺たちは使い捨てじゃない。機銃の弾みたいに軽く扱われてた俺らを、人間にしてくれたのが鉄華団の人たちなんだ。その恩を少しでも返すためなら、俺たちの体なんて大したことじゃない。貸し出すだけだ。所有権を渡すわけじゃない。
今日はわりと楽だった。マネージャーの脅しが効いたのか、中出しもされず、痛いことをされることもなかった。まぁ初回だからね。これからだんだんエスカレートしていくかどうか、それはわからないけど。
チャドさんは渋ったけど、お金はいくらだってあったほうがいい。設備投資、消耗品、増えていく団員の給料、使い道はいくらでもある。二人でそう話して、アストンと俺はデビューを決めた。
枕営業の話がマネージャーからあった時は、チャドさんは最初はそれを一蹴した。だけどそれも俺たちが自分たちで受けることを決めた。少しだけ、昭弘さんとかオルガさんは悲しむかな、とは思ったけど。だから俺たちがこうしていることは地球支部のなかでもほんの少しのやつらしか知らない。
大丈夫だ。だって俺たちは使い捨てじゃない。機銃の弾みたいに軽く扱われてた俺らを、人間にしてくれたのが鉄華団の人たちなんだ。その恩を少しでも返すためなら、俺たちの体なんて大したことじゃない。貸し出すだけだ。所有権を渡すわけじゃない。
今日はわりと楽だった。マネージャーの脅しが効いたのか、中出しもされず、痛いことをされることもなかった。まぁ初回だからね。これからだんだんエスカレートしていくかどうか、それはわからないけど。