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セックスレス・快感と安息を求めて-
第10章 閑話・一方的な男



お酒って、男の精力を弱くする事が多い…
薬よりお酒の方が勝ってるとか?


行為自体は普通、上手くも下手でも無い…
親の家に何故あるのか、小型ローターまで持ち出して、秘裂にクリにと責めては来る。



「はぁぁ……」


勿論、今の私じゃ淡い快感しか得られない、伊藤さんの上手さに逆に普通じゃ余計に感じなくなった。



「お…
起ったな、ヤクじゃないからこんなもんか……」


ちょっと待て…
この人そっち系の薬を使う訳!?



「何驚いてるんだよ…
向こうじゃ普通だぜ?」


向こう‥海外か…
確かに海外は日本より簡単に薬が手に入る、バイアグラが効かなかったのは、薬馴れしてるのが原因と考えられる。



「ほらいくぜ?」

「あ‥うん……」


少し考え事をしている内に、コウさんの肉棒が胎内に入ってるし……



「ん…あっ!」


可もなく不可もなく…
やっぱり若いから持続力はある、でも長いから良いってものでもない。


胎内じゃイケ無い私に取っては、長過ぎるのも困りもの…
ぶっちゃけ‥飽きる。



「あん……ん……」


20分くらいかな?
漸く爆ぜてくれたよ、結論から言えばバイアグラの効果まるで無し。



「はぁぁー
もう帰って良いぜ鞠」

「は??」


終わった途端この言葉!?


何考えてんのよ!!



「・・・・・」


流石にムカつく、やっぱり少し顔が良いヤツって駄目だ。


サッサと服を着て、コウさんの家を飛び出した。



「夜中の4時…
はぁーー」


何でこんな時間に歩かなきゃならんのか…
たっぷり20分以上掛かって漸く帰宅。



それからコウさんに会う事は無い…
向こうの親が亡くなって、あのアパートを出なきゃ無くなったのと、あの店に私が行かなくなった事。


自然消滅……


今頃どうしてるんだろうね??


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