この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
セックスレス・快感と安息を求めて-
第10章 閑話・一方的な男
30分40分超えても何も無く…
やっぱり偽物なんじゃない‥それ??
「変ねぇー
他のお客さんは効いたって話してたのに…
コウちゃん若いから効果が薄いとか?」
「さあなあー」
・・・何人に飲ませたんですかママ………
でも、ママの言う通り、枯れたジジィが使うもんであって、コウさんの年齢だったら必然性を感じない。
だから?
やっぱりよく分からないけど・・・
「なあ鞠……」
「ん?」
ママが裏に行った時にコウさんが……
「試してみないか?」
「何を?」
「ヤれるかどうか?」
「はぁ………」
誘い?
いや、この場合実験台って言わない??
興味はあるけど…
「どうだ?」
「はぁ‥分かった」
どうしてこう押しに弱いんだろう私って…
この街じゃ色々ヤバいのに……
戻って来たママに適当な事を言って、私とコウさんは、コウさんの家に移動。
(バリアフリー??)
此処市営アパート、その中でバリアフリーな場所は少ない、確か介護認定を受けている人しか入れない枠だったと記憶にある。
「ねえ、何でこのアパート?」
「ん?
ああ、此処は俺の親ん家、今入院中で面倒もあって俺が住んでる」
なる程納得…
この枠の競争率はとんでもなく高い、入院中とはいえ要介護者なら納得はいく。
「で、早速試すぞ」
「うん……」
いきなりかよ!!
布団に押し倒されて、私の前にコウさん服脱いでるし…
「・・・・」
全く起ってないとは言わない、だけど中途半端のまま。
・