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第14章 旅行先は

家に戻るかと思ったら
　
まさかの旅館。

｢だめかしら？｣

『いや、すんげぇ好き』

風呂自体すげぇ好きだからよく長湯しちまうんだよな。

｢…やっぱりねぇ。だからこの子お風呂入るときご機嫌なのね｣

ふふふと笑う秀規

だけど俺…タトゥーあっから入れないんだよな

｢大丈夫。部屋のは貸し切りだから｣

『っ部屋にもあんの？』

｢えぇ。行きましょっか｣

そう行ってチェックインしてから部屋へと向かう

『…お、』

すげぇ眺め良いじゃんここ

｢でしょ？くぅちゃんと来たいなぁって思って頑張ってバイトしてたのよぉ｣

え。