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難問 -兄妹の領域境界-
第19章 巡るテキスト
あれから何日経った・・・?
そう遠くない最近、二人で出かけた日は確か5日。
明後日が高校の始業式が10日で・・・
ある可能性と共に理性が少し戻ったのか、自分が未由にしたことを自覚する。
「未由っ」
欲望に完全に身を任せ容赦なく未由を貪った。
自分の下で力なく浅い呼吸を繰り返し虚ろな未由。
「お兄・・・ちゃん・・・?」
それでも未由を求める心と身体を抑えつつ、未由の頬にそっと触れる。
「大丈夫か?」
下手をしたら、乱暴に初めてを奪っていたかもしれない。
いや、むしろ我に返れたのが奇跡に近いくらいだった。
「うん、大丈夫だよ」
「ごめん、完全に理性ぶっ飛んでた。こんな・・・」
「お兄ちゃんでもそんなことあるんだね、うれしい」
未由、さっきといいその煽り方どこで覚えてきた。
「未由、煽るな。かろうじで抑えてる、今のうちに離れてくれ」
組み敷いておいて俺は何を言ってるんだ。
でもこれ以上触れてしまったら、止まらない。
「お兄ちゃん?」
未由、早く逃げてくれ。
「体、まだつらいだろ」
未由は首を傾げ少し何かを考える。
「ぁ・・・」
未由の顔が赤く染まる。
「たぶん、ちょうど・・・」
俺の耳元でそっと"オワッタヨ"と未由がつぶやく。
残っていた理性で最後通牒を告げる。
「未由、ゴメンもう余裕ない限界。辛かったら思いっきり手に力入れていいから」
俺は上衣を脱ぎ捨て、ベルトに手をかけながら未由の服を脱がせていく。
全て剥ぎ取られた未由は、恥ずかし気に布団を体に寄せる。
未由の仕草全てが愛しい。その感情は麻薬のように体を駆け巡り俺をさらに追い込む。
そう遠くない最近、二人で出かけた日は確か5日。
明後日が高校の始業式が10日で・・・
ある可能性と共に理性が少し戻ったのか、自分が未由にしたことを自覚する。
「未由っ」
欲望に完全に身を任せ容赦なく未由を貪った。
自分の下で力なく浅い呼吸を繰り返し虚ろな未由。
「お兄・・・ちゃん・・・?」
それでも未由を求める心と身体を抑えつつ、未由の頬にそっと触れる。
「大丈夫か?」
下手をしたら、乱暴に初めてを奪っていたかもしれない。
いや、むしろ我に返れたのが奇跡に近いくらいだった。
「うん、大丈夫だよ」
「ごめん、完全に理性ぶっ飛んでた。こんな・・・」
「お兄ちゃんでもそんなことあるんだね、うれしい」
未由、さっきといいその煽り方どこで覚えてきた。
「未由、煽るな。かろうじで抑えてる、今のうちに離れてくれ」
組み敷いておいて俺は何を言ってるんだ。
でもこれ以上触れてしまったら、止まらない。
「お兄ちゃん?」
未由、早く逃げてくれ。
「体、まだつらいだろ」
未由は首を傾げ少し何かを考える。
「ぁ・・・」
未由の顔が赤く染まる。
「たぶん、ちょうど・・・」
俺の耳元でそっと"オワッタヨ"と未由がつぶやく。
残っていた理性で最後通牒を告げる。
「未由、ゴメンもう余裕ない限界。辛かったら思いっきり手に力入れていいから」
俺は上衣を脱ぎ捨て、ベルトに手をかけながら未由の服を脱がせていく。
全て剥ぎ取られた未由は、恥ずかし気に布団を体に寄せる。
未由の仕草全てが愛しい。その感情は麻薬のように体を駆け巡り俺をさらに追い込む。