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難問 -兄妹の領域境界-
第22章 比率の問題
思い出したように行われる二人の間での答え合わせ。
理解しているようで、理解してなかった。
理解していなかったようで、理解しているそれぞれの想い。

ベッドに横たわる未由にそっと口付ける。

「私のも受け取ってね?お兄ちゃんに見せたくて試着して、お兄ちゃんに褒めてもらいたくて頑張ったんだから」

あの時のことは全部俺のため・・・!?
自分の感情に振り回され、衣装が似合ってて可愛いといえず、
必死に演奏をしている姿に苛立ち感想すら言ってやれなかった。

ベッドに乗り、額を合わせ未由を抱きしめる。

「衣装を着ている未由が可愛すぎて誰にも見せたくなかった。演奏している未由が魅力的過ぎてほかのやつらの目をふさぎたかったよ」

それが俺の答え。

「でもね?あんな恥ずかしい姿を何度もみんなに見せたお仕置きはしないとな?」

「それは・・・っんん」

しゃべりかけて開いた口に舌を差し入れ絡める。
服をたくしあげると、すでに外された下着とともに覆い隠していた未由の双丘を露にする。
さっきから刺激を受けていたその先端は固くとがり、さらなる刺激を求めているように見える。

さっきより強く刺激を与えながらスカートのファスナーを下げ取り去る。
恥ずかしさに抗議をしようとする口を深く塞ぐ。
口腔の奥のほうまで味わい尽くし、ゆっくり唇を離すと混ざり合ったお互いの唾液が糸を引く。

上衣も剥ぎ取りつつ、もう一方の先端を口と舌で舐る。

「あっ・・・んっ・・・、お兄ちゃん・・もっ」

俺はTシャツを脱ぎながら、ベルトを外す。
突然未由が起き上がってきて、ボタンをはずしチャックを下ろそうとしている俺のズボンを脱がせにかかる。

「コラ、何やってる」

「お手伝い」

「お仕置き中なんだけど?」

「あっ・・・」

未由の額を指で押すと油断していたのか後ろに転がる。
隙をみて下着を剥ぐ。

「俺を先に脱がすなんて、そんなにお仕置きが待てなかった?」

「ち・・・ちがっ」

「ふーん」

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