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難問 -兄妹の領域境界-
第1章 夏休みの宿題
ちょっとでもその無表情を崩してやりたいと、目の前の喉仏から鎖骨へ流れる汗を舌先ですくい上げ目線を合わせ挑発する。
佑人がほんの僅か、眉をめる。

その瞬間腰を引き寄せられ、同時に少し強引に唇が割り開かれ舌をからめとられる。
バランスを崩しやり場のなくなった左手を佑人の首にからめる。

まるで全部わかってるかのように、弱い部分を何度も何度も舌先で刺激され吸われる。

「んぁ・・っ」

甘い声がこぼれる。
さらなる刺激を求めて舌を差し出す。

ご褒美だといわんばかりに、さらに深い気持ちい部分に刺激をくれる。
絡めていた指を遊ばせては握り、また遊ばせ・・・深く口づけたあと首筋を一度強く吸われ額に軽く唇を落とされ体を抱き寄せられる。

すっぽりと包まれた体。熱さは夏の気温のせいなのかお互いの熱のせいなのか。
あまりの熱さにどこからどこまでが自分かわからなくなる。

「問5がわからない」

佑人はテーブルの上の問題集に視線を移す。

「ふーん、途中でマイナスが抜けてるな。終わんのコレ」

言いながらまた優しく唇を重ねてくる。

「今日中に数学終わらせなさいってお母さんに言われた」

「じゃぁ早くやれよ」

会話の内容とは想像もできない優しいキスを繰り返してはみつめ合う。

「だって暑いんだもん」

「夏だからな」

「そういえば大きな虫がいたから刺されないように気を付けたほうがいいよ」

そういって、佑人の鎖骨の下を強く吸う。

「お前じゃないんだから、刺されねーよ」

佑人はそういいながら、未由の首筋の髪を結いあげたときに見える部分についた跡をなぞる。

「せっかく教えてあげたのに」

「忠告ドーモ。またわかんないとこあったら起こして」

軽く抱きしめて頬ずりをしたあと、また床の上に寝転がる。

「はーい」

とりあえず指摘されたミスを直そう。

再び宿題に取り組む美由の左手は佑人と絡められたまま。

なぜキスをするのか。跡を残すのか。
あえてその問題は解かない。難問だからか、解いてしまったら終わるからか。
それについて、私も触れないし兄も触れない。

握ると優しく握り返してくれるその手。

(さて、宿題終わらせるか・・・・)



Fin
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