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難問 -兄妹の領域境界-
第13章 第2回お父さんの特別講座

その数日後・・・

「未由、お菓子足りないー」

「ご飯までの我慢だよ」

「ううー・・・・」

「うーん」
佑人はちょっと考える。

「そういえば今日、友達にお土産のお饅頭もらったから食べる?」

未由の表情がぱっと明るくなる。

「うん!」

もらったまま無造作にポケットに入れていたお饅頭を取り出す。

「わぁぁ・・・ありがとう!お兄ちゃん大好き!」
と飛びついてくる。

無意識に頬へと唇を寄せようとしたが、父の言葉を思い出してとどまる。
(最後に・・・一度だけ)

「未由ありがとう!僕もだいすきだよ!父さんと母さんには内緒だよ、二人だけの秘密だからね」

と、ゆっくり未由の唇に自分の唇をゆっくり重ね、家族のではないキスをした。


それ以来、佑人は未由に家族のキスをしなくなった。


Fin
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