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第5章 花凜、帰りの電車でも攻勢を続ける

　花凜は痴漢に怯えている様子なので、そのお願いを断るわけにはいかなかった。

　そして花凜と抱きしめあう格好になると、必然的に俊次のシンボルは起き上がり始めた。




　誰よりも愛しい花凜と、こうして初めて抱き合うことになったのは飛び上がるほど嬉しい反面、俊次はその気持ちと同じほどの困惑を感じていた。

　正面からしっかり抱きつかれているので、今回は勃起がたちどころにばれてしまうからだ。

　それでも勃起を止めることなど俊次には出来ない。

　固く引き締まっていて、なおかつ女性らしい柔らかさも併せ持つ花凜のお尻を鷲づかみしていると、シンボルは大きさと固さを増していった。

　俊次の顔の下にある花凜の髪から漂う香りも、興奮への起爆剤の1つとなっていた。