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兄と妹の暑い夏
第7章 花凜と俊次、部屋で2人
夕飯とお風呂を済ませた2人は俊次の部屋へと入った。
両親が主に過ごすのは、リビングや父の部屋がある1階なので、俊次や花凜の部屋がある2階まで両親が上がってくることは滅多にない。
それでも用心深く、俊次はあらかじめ両親に「花凜に勉強を教える」と言っておいた。
俊次が静かにドアを閉め、部屋で2人っきりになった瞬間―――。
花凜は逸(ハヤ)る気持ちを抑えきれずに俊次の厚い胸へと飛び込んでいた。
俊次もその両腕でしっかり花凜を抱きしめる。
電車内でそうしていたときと同じくらい、2人はきつくきつく抱きしめあった。
両親が主に過ごすのは、リビングや父の部屋がある1階なので、俊次や花凜の部屋がある2階まで両親が上がってくることは滅多にない。
それでも用心深く、俊次はあらかじめ両親に「花凜に勉強を教える」と言っておいた。
俊次が静かにドアを閉め、部屋で2人っきりになった瞬間―――。
花凜は逸(ハヤ)る気持ちを抑えきれずに俊次の厚い胸へと飛び込んでいた。
俊次もその両腕でしっかり花凜を抱きしめる。
電車内でそうしていたときと同じくらい、2人はきつくきつく抱きしめあった。